引越しで大活躍【ハンディラップ】使い方と梱包例

1万人の荷物を運んだ経験から...
このページはサイトの運営者個人の30年間の作業経験をもとに書いています。実践は自己責任でお願いします。

引越しでいうラップとは梱包用のストレッチフィルムのことです。このページでは片手で使用できるイラストのような道具のことをラップといいます。

ハンディラップ

ラップはホームセンターで購入できます。フィルムを芯に差し込んで使います。なくなったらフィルムだけ交換できます。フィルムを巻き付けてある芯の長さが違うので、手持ちの部分とフィルムは同じメーカーでセットにする必要があります。

フィルムは同じメーカーで交換

ラップには伸縮性があります。引っ張れば手で簡単にちぎれますが、巻き付ける回数によって部品を固定する強度を調整することができます。テープのようなノリを使わないで固定をすることができるので家具への使用に適しています。引越しではラップを電源コードの固定や引出の飛び出し防止や梱包した毛布の固定などに使います。テープを使用する場面のほとんどをラップで代用できます。

ラップでコードをまとめる

引越しではコードをまとめて固定する時ラップを多用します。ラップで固定したコードは運搬中や荷物の長期保管でもはずれにくいです。外してもテープのりのような跡が残りません。

梱包した毛布をラップで固定する

TAKE引越センターで最もラップの使用量が多いのは梱包で使う毛布の固定です。引越しではテレビや電子レンジなどの小型家電を毛布で包んで運びます。包んだ毛布が外れないようにラップを使って固定します。強く締め付けができるのではずれにくく持ち運びがしやすくなります。

ラップで引出を固定する

引越しでは衣装ケースやタンスや机の引き出しが飛び出さないようにラップで固定して運ぶことがあります。手間がかかりそうですがラップの使い方に慣れてしまえば数秒で固定できます。

組み立て家具をラップで補強

ラップは1~2周巻いた程度では引っ張れば手で簡単に切ることができますが、10周だとそうはいきません。引越しでは組み立て家具がバラけないようにをラップを数周巻いて補強することがあります。

厚く巻いたラップは素手で切ることは困難ですがはさみやカッターで簡単に切れます。

ラップで長物をまとめる

引越しでは物干し竿や突っ張り棒などの長物をラップでまとめると運びやすくなります。

巻いたカーペットがほどけないようにラップを使います。

中身がこぼれそうなときはラップで補強

引越しでは強度が弱い箱の底が抜けて中身が落ちないようにラップを2~3周巻いて補強することがあります。

タオルなどが入ったままのバスケットは中身が飛び出さないようにようにラップで押さえて運びます。

カラーボックスの収納かごをラップで押さえたり、棚の中が落ちにくいようにラップをして運ぶことがあります。

薄い板状のものをラップでまとめる

引越しでは本棚などの棚板を外したらラップでまとめて運びます。

タイルカーペットもラップでまとめます。

動いてしまう部品をラップで固定する

コンロの五徳やゴミ箱の蓋は本体に乗っているだけです。動いてしまう部品はラップで押さえて運びます。

荷造りでもラップを利用する

特に単行本などの小さな本をラップでまとめてから箱詰めするときれいに収まります。

書類、雑誌等をラップでまとめる

引越しの途中で箱の中で食器どうしがぶつかって割れてしまうことがあります。食器をラップでまとめるひと手間で箱の中で動きにくくなり破損のリスクが小さくなります。

食器をラップでまとめる

引越しで他の荷物と絡んで傘の骨が曲がったりしたことがある人はいらっしゃると思います。傘は骨が広がらないようにラップで巻いておきます。

傘の骨をラップで固定

ナイフや包丁の刃はラップで何周も巻いて収納すれば安全です。

ナイフの刃を包む

空いた段ボールや余った段ボールはつぶしてラップでしばります。

空いた段ボールをラップでまとめる