引越しの際の電子レンジの梱包例、積載時に注意すること
1万人の荷物を運んだ経験から...
このページはサイトの運営者個人の30年間の作業経験をもとに書いています。実践は自己責任でお願いします。
引越しで電子レンジはトラックの荷台のなるべく上に
引越しの際、電子レンジはトラックの荷台ではなるべく上の方に積みます。電子レンジは鉄の箱にみえて頑丈そうですが下は4隅を脚で支えた構造で上から圧がかかりすぎるとゆがみます。まちがっても踏み台の代わりにしてはいけません。実際にゆがんでしまった電子レンジを見たことがあります。
ターンテーブルは固定する
電子レンジの中のガラス製のターンテーブルは輸送中に思わぬ振動で破損するかもしれません。動かないように固定するか別に梱包します。
タンクや脚カバーは外す
取り付けたままのタンクや脚カバーをつかんで運ぼうとすると、ばらけて本体を落としてしまう原因になります。外れやすい差し込み式、はめ込み式の給水タンクや脚カバーは取外します。
電子レンジのコードとアース線は固定して運ぶ
コードとアース線を束ねる手間を惜しんではいけません。引越しの最中にコードやアース線を踏みつけて断線の原因になります。ラップはコードの固定に便利です。
電子レンジの箱がなければ毛布で梱包
実際の引越しの現場では購入時の電子レンジの箱を取り置きされているお客様は少ないです。電子レンジは形が箱型なのでトラックの中で荷崩れの原因にはなりません。現場では毛布で梱包して運んでいます。毛布で包む理由は輸送時の振動に対する緩衝材の役割と、レンジの外装を傷つけないためです。
電子レンジのコンセントは単独で使う
引っ越し先ではアースをつないでコンセントにプラグをさせばすぐに使用できます。電子レンジは消費電力が大きいので使用する場合はコンセントを単独で使うようにします。被膜が熱で溶けた延長コードを実際に見たことがあります。