引越しでプラスチック収納ケースを運ぶ時
衣装ケース、チェスト、ワゴン、ストッカー、ラック等、引越しの時にいろいろなプラスチック収納の製品を運んできました。このページではプラスチック収納ケースをどうやって運んだらよいのか説明します。
衣装ケース(クリアケース)の中の衣類はそのままでいい
衣装箱(衣装ケース、クリアケース)の衣類を取り出して別の箱に荷造りする必要はありません。荷台に積載する時はケースを立てて積載することがありますが多くのお客様はそれを許可してくださいます。
ふたつきの衣装ケース(クリアケース)は積み重ねるとふたが割れやすい
トラックに荷物を積載する順番では衣装ケース(クリアケース)は割れないようになるべく上の方にした方がいいのですが、やむをえず積み重ねなければいけないことがあります。服がパンパンに入った蓋つきの衣装ケースをそのまま5~6段積み重ねて運んだ場合、おそらく最も下にあるケースのふたは割れてしまうと思います。
蓋つきの衣装ケースを積み上げるときは間に毛布を厚くしてはさみます。
または交互に裏返して面を合わせて(蓋と蓋をあわせて)積み重ねるといいです。
キャスター付きのプラスチック収納ケースは裏返すかキャスターをはずして運ぶ
プラスチック収納ケースのキャスターの強度は強くありません。また経年劣化で持ち上げただけでもすっぽりと外れやすくなっているものがあります。
引越しの時、ケースの中身が入った状態でトラックに積載するとキャスターが破損するリスクが高くなります。ケースの中に物をいれたままま運ぶときは中身が衣類に限れば裏返して運べばキャスターに負荷がかかりません。
裏返して運ぶことができないものが入っているケースは中身を取り出して荷造りをするのがベストですが、やむを得ずそのまま運びたいときはキャスターを外します。プラスチックケースのキャスターの多くは差し込んであるだけなので引っ張れば簡単に外れます。キャスターが外れそうにない時は無理せずそのまま運びますが破損する可能性を受け入れていただくほかありません。
プラスチックのチェストはベルトをかける
引出が複数あるプラスチックでできたチェストやタンスなどは接続部が変形し外れやすくなっていることがあります。そのようなチェストを持ち上げたときは本体が分離してしまい落としてしまいかねません。
プラスチックのチェストは引出が出ないように梱包をしてベルトで縛って運びます。ベルトを持って運べば接続部に負荷がかからず衣類を収納したまま運んでも本体が分離してしまうことはありません。