引越しの荷物に自転車がある

1万人の荷物を運んだ経験から...
このページはサイトの運営者個人の30年間の作業経験をもとに書いています。実践は自己責任でお願いします。

引越しで自転車を運ぶときに注意することをお話しします。また荷台スペースが狭い時などは自転車があるがゆえに荷物を積み切れないことがあるかもしれません。引越し専用の軽トラックで工夫した自転車の積み方を紹介します。

自転車の鍵は外した方がいいですか?

引越しで自転車を積むとき鍵はかけてもかけなくてもどちらでもよいのですが、作業中の盗難防止の観点からかけておいた方がいいと思います。ただしハンドルが動かないと運びづらかったり不具合が生じることがあるのでハンドルのロックはかけないでください。

引越しの時は鍵はかけてハンドルをロックしない

電動アシスト自転車のバッテリーは取外す

電動アシスト自転車を運ぶ際は必ずバッテリーを取り外します。段ボールに収納した場合はその中にバッテリーが入っていることを引越し業者にお伝えください。バッテリーは緩衝材で梱包して濡れないように運びます。

自転車に後付けのアクセサリーは取外す

ライトやコンパスなど後から自転車につけたアクセサリーはそのままだと取れてしまうことがあるので外して別に収納したほうがいいと思います。また自転車カゴに物を入れておいてはいけません。

引越し専用の軽トラックで自転車を積む方法

自転車はいびつな形をしているので引越しでは取り扱いが面倒な荷物のひとつです。軽トラックでは荷台スペースの約2割を自転車が占めてしまいます。自転車一台は段ボール約10箱分と同じくらいといっても言い過ぎではありません。自転車があるがために軽トラック1台に積み切りできなかったなんてことはあると思います。

軽トラックの荷台では
スペースをとってしまう自転車

引越し専用の軽トラックは荷室が高いので装備さえあれば自転車を吊って運ぶことができます。このような車両では自転車は(1台だけなら)場所を取りません。

吊り下げができれば
自転車があっても困らない

引越しの時に自転車があっても最後にぶら下げられれば荷台に余裕ができるので作業効率が上がります。全ての荷物を積載した後でお客様に「自転車はありますか?」とたずねる習慣をつけておけば積み忘れの防止になります。(自転車は最も積み忘れが多い荷物のひとつです。)自転車があることを忘れていても荷物の積み替えが必要ありません。