軽トラックの引越しはチャーター【貸し切り】で直行便
軽トラックを使った引越しはチャーター(charter、貸切)便
別々の所帯の2人分の引越し荷物を軽トラック1台で積載することは普通ありません。軽トラックで引越しをする場合はほぼチャーター(貸切)です。このウェブサイトの見積もりもチャーター便の料金で計算しています。
貸切のチャーター便に対して混載便(合積み)という輸送方法があります。引越しでいう混載便は複数の荷主様の荷物を1台のトラックで運ぶ形態のことです。専用のボックスに荷物を収納していっぺんに輸送するシステムで全国ネットの大手引越し業者、運送業者さんが取り扱っています。チャーター便も混載便も輸送距離が長いほど料金が高くなりますが、混載便は運賃を複数の荷主様でシェアするので遠距離になるほど割安になるメリットがあります。
混載便(ボックス便)メリット
- 遠距離になるほど割安
- 単純でわかりやすい料金体系
混載便(ボックス便)のデメリット
- 近距離は割高
- 1つのボックスに積載できる量は引越し業者の軽トラックの半分、もしくはそれ以下
- ボックスの大きさを超えて積載できない荷物が割と多い
- 近距離の例外を除いて積込日とお届の日が1~2日空いてしまう
- 積込やお届の時間指定をピンポイントでできない
- 利用ができないエリアがある
チャーター便のメリット
- 荷室の高さを超えなければほとんどの家財を積載できる
- 近距離~中距離は割安
- 直行なので荷物の到着を長時間お待たせしない
- ピンポイントで時間指定が可能
チャーター便のデメリット
- 遠距離は割高
- 個々の業者で料金体系に統一感がない
軽トラック貸切と単身引越しパック(ボックス便)の料金を比較
軽トラ1台(作業員1名)の引越しと大手単身引越しパック(ボックス便)の料金を図でイメージしてみました。本来ボックス便は地域間ごとの定額料金ですが、わかりやすくするためにおおまかに表現しています。ここでの軽トラック1台の料金はボックス便の2個程度の荷物を想定して計算しています。軽トラックの引越しはお住まいの条件(階数など)で料金に幅があります。
軽トラックで引越しするお客様と単身引越しパックをご利用のお客様の層は重なることが多いです。単身のお客様はチャーターと混載の違いをわかっていないと戸惑うかもしれません。
引越しの繁忙期間を除けば片道50kmくらいまでは軽トラックを利用したほうが安く上がることが多いです。ボックスが2個分になると片道200kmくらいまでは軽トラックを利用したほうがお得かもしれません。
どちらがお得感があるか個々のお客様によって違うと思いますが、ボックス便では積載ができない荷物があったり、到着をおまたせしないというチャーター便のメリットを考えると軽トラックで引越しをした方がお得な距離はもう少し長くなるかもしれません。