洗濯機の排水ホースの向き

1万人の荷物を運んだ経験から...
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洗濯機の排水ホースを取り外すし向きを変える方法は4パターンあります。ホースを付け替える工程は縦型の洗濯機もドラム式洗濯乾燥機も同じです。

一般的に排水ホースの方向をセットしなおすには背面のパネルを外して行います。また背面パネルを外さないと付け替えができない洗濯機(ハイアール(Haier)の洗濯機に多い)があります。

背面パネルを外した状態
洗濯機を下から撮影

注意してください!
洗濯槽はフックにひっかけてで釣ってあるだけです。横に倒して作業する時はフックから洗濯槽が外れないようにします。(横倒しの際は洗濯機の天の面が底の面より低くならないようにゆっくりたおします。)

引っ越し先でそれまで使っていた洗濯機の排水ホースの向きを変える方法は下の4つのいずれか以外は見たことがありません。(イラストは洗濯機を下から見たイメージです。)

  • 排水ホースは洗濯機から取り外しができないタイプ。排水ホースを突き出したい方の型にはめこんで固定するだけです。
  • 排水ホースが洗濯槽から取外せないタイプ。(接着してあります。無理に外そうとしてはいけません。)洗濯機の左右前後のいずれか固定されている位置で取り外します。(1カ所外し)向きを変えて排水ホースを突き出したい方向で固定します。
  • 洗濯槽から取外さないと排水ホースの向きを変えることができない、ホースが本体から全て分離できるタイプです。洗濯槽下の接続部分と、本体横(もしくは前後)の固定されている部分から取り外します。(2カ所外し)向きを変えて排水ホースを突き出したい方向で固定します。
  • 固定位置が洗濯機の後方に1カ所しかないときは排水ホースはそこで取り外す。(1カ所外し)洗濯機の側面または下から排水ホースを回り込ませて向きを変えます。

洗濯機には排水ホースを固定する位置があり、その方法は機種によってさまざまです。ネジ、キャップ、型にはめこんで固定する等です。

取付時はホースが洗濯槽の回転軸に触れないように注意します。ホースが槽と接触した状態で洗濯機を運転すると大きな音がするとともにホースが破損します。(洗濯機が故障するわけではありません。)

排水口が真下になる洗濯機の設置の時は排水ホースを固定しないケースがあります。またその時は洗濯機の脚を足さないと(かさ上げをしないと)設置ができないケースも少なくありません。かさ上げが必要かどうかは実際に洗濯機を置いてみないとわからないことが多いです。

排水ホースと壁は接触してはいけません。(長期間の使用による振動で壁が損傷することがあります。)排水口の位置だけではなく洗濯機と壁の隙間がどれくらいになるか確認をして排水ホースをどの方向へセットするか決めます。