洗濯機の排水ホースの向き

1万件から学んだこと
サイト運営者より
このページは主に運営者個人が実際に体験したことをもとにして書いています。私は今まで引越し会社に勤務したことがありません。無謀にも未経験のまま24年前に看板を出してしまいました。

洗濯機の取付が有料か無料かは引越し業者によって違いますのでお客様は確認が必要です。私はお使いの洗濯機の付属品が再利用できる場合に限って、できる範囲内でお取付をしています。「料金はいただきませんので保証はいたしかねます」というスタンスで数千台を設置してきました。

洗濯機の排水ホースの取外しについて私は次の4パターン以外は見たことがありません。

  • 1、排水ホースが洗濯機から取り外しができない
  • 2、洗濯槽の回転軸部分から取外しができないが、洗濯機の左右または前後の固定位置から取り外しができる。
  • 3、洗濯槽の回転軸部分から取外さないと排水ホースの向きを変えることができない
  • 4、排水ホースは固定位置が洗濯機の後方1カ所しかなく、そこから取外しができる。

引っ越し先でそれまで使っていた洗濯機の排水ホースの向きを変えたいとき、1は排水ホースを内部の型に押し込みながら複数ある固定位置のどれかから出すだけです。2と3は洗濯機の横にある固定位置を突き出したい方向に変えます。4は洗濯機のサイドから排水ホースを回り込ませます。

洗濯機には、排水ホースを固定する位置が設けられていて、機種によっていろいろな方法で固定されています。ネジで止めてあるもの、キャップで止めてあるもの、型にはめ込んで固定しているもの等です。取外すときには、引き抜くだけでなく、洗濯機のパネルの内方向へ外す工程が必要な機種もあります。

排水口が真下になる洗濯機の設置では排水ホースを洗濯機に固定しないケースがあります。固定をしないときはホースが洗濯機の他の部分に触れないように注意します。排水口が真下のときには、洗濯機の脚を足さないと(かさ上げをしないと)設置ができないケースも少なくありません。かさ上げが必要かどうかは実際に洗濯機を置いてみないとわからないことが多いです。(私はかさ上げ用の品は用意できません。)

排水口の位置を確認したら、洗濯機と壁の隙間がどれくらいになるか予想をして排水ホースをどの方向へセットするか決めます。セットする方向はケースバイケースです。ホースと壁は接触しないようにしなければなりません。過去の引越しの現場で1度、おそらく運転中の洗濯機の振動が原因であろうと思われる傷になった壁を見たことがあります。そうならないよう排水口の位置の逆方向からホースを接続ことがあります。

一般的に排水ホースの方向をセットしなおすには背面のパネルを外して行います。またパネルを外さないと付け替えできない構造の洗濯機もあります。

背面パネルを外した状態

私はパネルを外す手間を省略して、お客さま等にお手伝いをお願いして斜めにした状態で下からのぞき込んでセットしたり、平らな床上に毛布を敷いた上でゆっくりと横に倒して排水ホースをセットしたりします。ドラム式の洗濯乾燥機の場合はドラム固定用ボルトを外す前にセットします。洗濯機の横倒しはよくないとされていますが、このことで故障の苦情をいただいたことはありません。(輸送中の横倒しは厳禁です。)

洗濯機を下から撮影